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よくある質問

Qテフロンのようなフッ素系の材料を接着したいのですが、可能でしょうか?
Aフッ素系の材料といっても色々ありますが、一般的によく知られているテフロンは接着し難いものの代表です。
こちらを接着するには、強アルカリ(水酸化カルシウム溶液)で処理したりプラズマ処理をしたりする必要があります。
かなり専門的な知識が求められるため、接着管理士等にご相談いただくようお願いいたします。
Q耐熱性の接着剤が欲しいのですが?
A

弊社商品ではなく、取扱い仕入れ商品で他社ブランドになりますが、「モメンティブ社製TSE3826、信越製KE-3418」があり、常時使用では250℃までとしているようです。

また、耐熱といってもどれほどの温度を想定されているかがポイントとなります。有機系の接着剤で最も耐熱性が高いのは、ポリイミド系の接着剤で最高300℃程度の耐熱性があり、300℃以上の高温に耐えるものは無機系の接着剤となりますが、いずれの商品も弊社ではお取扱いがございません。

Q水に濡れてしまった面にもつく接着剤はありますか?
A大変申し訳ございません。そうした商品は、弊社ではお取り扱いがございません。
シーリング材、接着剤をお使いになられる際には、表面の汚れを取り除き、よく乾かしてから施工してください。
Q金属の板をコンクリートブロックに接着したいのですが、
どんな接着剤が使用可能ですか?また、注意事項はありませんか?
A種々の1液型の変成シリコーン系、シリコーン系、ウレタン系の弾性タイプの接着剤が使用できます。
注意すべき事は、金属とコンクリートは熱膨張率が大きく違うので、剥がれようとする力を
分散させることです。
そのために接着剤の塗布方法が重要です。ビード上にどのくらいの間隔でどのくらいの量を
塗布するかよく検討してお使いください。仕様によっては、プライマーの使用をお勧めします。
Qナイロン製の部品を木に貼りつけたいのですが、どんな接着剤を使用すればよいですか?
また注意すべき点はありますか?
Aエポキシ系の接着剤がおすすめです。接着強度をさらに強めるためには、ナイロン製の部品の表面をサンドペーパー等で磨いていただくとよいでしょう。 
また注意点としましては、木の乾燥にお気をつけください。濡れたものはよくありませんが、必要以上に乾燥した木に貼りつけた場合、使用時の状態によっては膨張して接着に影響を与える可能性があります。
Q溶剤系の接着剤を使用していますが、将来的には水系の接着剤に変更したいと思います。
その際、注意点などがあれば教えてください。
A

環境への配慮、および危険性などの問題から、溶剤系から水系への移行は、今後進むと思われます。しかしながら、従来より使用されてきた溶剤系の接着剤を、簡単に水系へと置き換えるのは難しい点もあります。

水系の場合、揮発速度が溶剤より遅く、工程にかかる時間やプロセス温度の変更が必要となります。また、寒冷地では接着剤の凍結等にも注意する必要があります。さらに特性的な問題も、無視することができません。一般的に水系の場合は、溶剤系に比べ耐水性が落ちますので、事前にテストしていただくことが必要となります。

Q体に優しい接着剤はありますか?
A非常に難しい問題です。天然の接着剤であるニカワでもかぶれてしまう方がいらっしゃいますので、本当の意味で体に優しいといえる接着剤はないとお答えせざるをえません。しかしながら今の時代、接着剤が使われていない環境は見当たらないといっても過言ではなく、そうした中でも多くの人々が健康でいられることから、適切な材料を適切な場所でお使いいただけば大きな問題には直結しないということでもあります。
ただ、ホルマリンのようにすでに問題が明らかとなった成分に関しましては、平成15年度の建築基準法の改正もあり、現在ほとんど使われなくなってきております。同様にトルエンやキシレンといった溶剤も使用が減ってきており、業界全体として取り組みが進んできています。

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